アマルガムから出た水銀の分布

疾患の部位は、アマルガムから出た水銀の分布と深く関係します。

アマルガムからの体内の水銀分布
組織ng Hg/g
血液 9.0
歯槽骨
318.2
歯肉粘膜 323.7
929.0
心臓13.1
腎臓 7438.0
肝臓 772.1
前頭葉 18.9
下垂体 44.4
甲状腺44.2
副腎 37.8

The Scientific Case Against Amalgamより

内科疾患

水銀がおよぼす体の影響は非常に多岐にわたり、特に神経、心臓、免疫、ホルモンなどに及ぼす影響が大きいと考えられます。

私が多く経験している患者さんの水銀蓄積によると思われる具体的症状は、

・神経に関しては「脳に霧がかかった状態、集中力低下」「うつ」「片頭痛」「肩こり、繊維筋痛症」

・心臓に関しては「不整脈」「頻脈発作」

・免疫に関しては「アトピー」「花粉症」「リウマチ」

・ホルモンに関しては「副腎疲労」「甲状腺機能低下症」「女性ホルモンのアンバランス(月経異常、子宮筋腫など)」

です。

具体的には、特に以下の疾患に関連すると考えられます。

・ALS
・アルツハイマー
・パーキンソン病
・白血病
・多発性硬化症
・乳がん
・関節リウマチ
・糖尿病
・橋本病

歯科疾患

歯科的に起こりやすいアマルガム関連疾患は、次の通りです。

・歯周炎
・口内炎
・歯肉炎
・歯ぎしり
・正中離開
・顎関節症
・多発齲歯
・金属アレルギー

「私たちの90.02%は水銀に反応する」 ハル・ハギンス

アマルガムの検査はコチラ

(Visited 8,630 times, 1 visits today)