メチレーションセミナーにあたりベン・リンチ博士への事前質問

メチレーションセミナー 事前Q&A
2014年 11月2日 メチレーションセミナーにあたりベン・リンチ博士への事前質問

Q: 難治性の疾患治療においては、エイミーヤスコに倣い、ベン博士が推進する治療でも
4つの代謝サイクル(メチオニン、尿素回路、葉酸、BH4)に充重点を置いているのか?

A: いいえ。私は異なる治療アプローチを取っており、エイミーが提唱する治療とは基本的に考え方が違いますし、
彼女の推奨する治療法に関しては、個人的に賛同できないと感じる部分が沢山あります。

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勿論、エイミーがこの代謝経路に多くの労力と時間を割いて研究を推進していることは尊敬していますし、
素晴らしい治療家であることには違いありません。
しかし、彼女が推薦しているプロトコルには見直すべき所も多いのではと感じています。

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Q: では、他に考慮すべき代謝経路はあるか

A: 私が1年以上かけて作成着手しているオリジナルの代謝経路パネルに重要な代謝図が載っています。
また、代謝以外にも重要視しなくてはいけない項目があります。

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*Dr.BenLynch Facebookより抜粋

無論、私の治療原則は、決して代謝図にマッピングするだけのものではなく、もっと掘り下げた所にあります。
セミナーではこうしたこともきっちりお話させて頂く予定です。

– フォレート(葉酸塩)
– メチオニン
– トランススルフレーション
– 酸化ストレス
– ビオプテリン
– 硫酸化
– ミトコンドリア機能
– 細胞膜
– 解毒
– 環境医学
– 精神、肉体

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Q: メチレーション検査で677と1298に着目するのはなぜ?

A: 677と1298だけが重要ということではありません。
私が立ち上げたサイトがMTHFRを主題にしているためそういう印象を持たれたのかもしれませんが、
MTHFRだけを治療しているわけではありませんし、677と1298以外にも肝心な機能を果たす遺伝子は多く存在します。
実際には、様々な遺伝子機能を取り上げ、エピジェネティクスの観点からの治療法も提案しています。

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Q: メチレーション検査で677と1298を見るのは、単純にこの部分に多型が突出して多いから?

A: 先にも述べたとおり、遺伝子で見るべき項目は677と1298だけではありません。
MTHFRの677と1298に関する研究が比較的進んでいて、多くの文献が見つかるというだけです。
他に留意すべき遺伝子多型は数多く存在します。

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Q: 信頼のおける文献を探すにはまずはどこを当たったら良いか?

A: PubMedを見て下さい。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed

 

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Q: そもそもメチレーション治療って、一番最初に誰が提唱し始めたのか?

A: MTHFRの遺伝子変異に関する研究は2000年代初頭から既に始まっていました。
初期の先駆者については定かではありませんが、私がこの治療法を始める以前から、
エイミーヤスコは既にこの分野に関する相当の知識を持っていました。
彼女が主張する治療理論にも目を通しましたが、個人的に納得できない箇所もあったため、
独自で研究や臨床導入を開始し、多くの患者に対する効果的な治療結果を残すことができ現在に至ります。

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Q: 10-ホルミルテトラヒドロ葉酸 → プリン合成→ DNA/RNA合成にどう使われるのか? 不足するとどなる?

A: この代謝はアデニンをグアニンに変換する機能を担っています。
この代謝経路が上手く回らずに代謝副産物が不足すると、DNA塩基の合成が狂い、DNA複製(コピー)にもエラーが生じます。
DNAの複製エラーがあると、不正確な塩基を引き離すための二重鎖切断が生じます。
ここでDNA修復が正しく遂行されないと、DNA損傷が起こります。

 

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Q: 5,10-メテニルテトラヒドロ葉酸 → 5-ホルミルテトラヒドロ葉酸(フォリン酸)は生体内でどんな機能を果たす?

A: この代謝は、ミトコンドリア機能やエネルギー合成、DNA塩基合成に必要な、他の種類のフォレートを代謝する役割を果たします。
DHFR(ジヒドロ葉酸還元酵素)を介さなくて良いという点を除けば、基本的に葉酸と同様の機能です。

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