S-アデノシルメチオニン(SAMe/SAM)

メチレーション回路で重要な役割を担っているのが、S-アデノシルメチオニン(SAMe/SAM)である。

SAMeは、アデノシンとメチオニンとから生体内で合成される生体内物質で
メチル基供与体(メチルドナー)として作用する。

メチレーション回路では、メチル基を他の物質に受け渡したSMAeは、ホモシステインへと変化し、
ホモシステインは再度サイクルされ、再びSAMeが作られるという循環を繰り返す。
食品から摂取した葉酸塩やビタミンB12(体内では活性型B12のメチルコバラミンとして利用される)は、
メチオニン回路でSAMになる

SAMeはメチル基を持っており、他の物質にメチル基を受け渡すことになる。
DNAのCpGという配列の部分でCに-CH3という分子(メチル基)がつくのがDNAメチル化である。
遺伝子を使うか使わないかを制御している部分(プロモーター)がメチル化されると、その遺伝子は使うことができなくなる

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SAMeのメチル基がアミノ酸に受け渡されることで神経伝達物質の合成に寄与したり、
実に40以上の生体反応にメチル化が関わっているとされる

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このように、他の基質にメチル基を供与するメチルドナーとしてSMAeは非常に重要な機能を担っている。

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