メチル化とは?

メチル化とメチオニン合成回路

point036_06 メチル化とは?
基質にメチル基を与えることをメチル化(メチレーション/Methylation)と呼ぶ

メチル基は有機化学においてCH3- と表され
実際の構造は、炭素1つと水素3つから成る

メチル基
他の物質にメチル基が結合することをメチル化と呼び
反対に、メチル基が離れることを脱メチル化と呼ぶ
メチレーション
メチル基は分子ではなく分子の一部であり、
メチレーションサイクルの過程で、メチル基が他の物質に結合したり離脱することで様々な分子を合成したり、
正常な化学反応を推し進める役割を果たしているので、生命活動全般をも支えている地盤と言える。

メチル化が規則正しく行われなかったり、一部が機能不全に陥ると、
重い病気が発生したり、最悪のケースは死亡する場合もある

 

point036_06 メチオニン回路
メチル化はメチレーション回路で行われている。

1. メチニオン代謝経路 Methinione cycle
2. 葉酸代謝経路 Folate cycle
3. BH4合成経路 BH4 cycle
4. 尿素回路 UREA cycle

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*図をクリックすると大きくなります

この代謝系図を見ても明らかなように、生体の機能維持にとってメチレーションは欠かせない
メチレーション回路に何らかの異常が生じると、連鎖的に繋がっている他の代謝経路にもドミノ倒しの如く悪影響を及ぼすことになっていまう

 

point036_06 メチレーション回路が円滑に回らないと…

1. 生体機能を維持するのに欠かせない重要物質が代謝できない(体が機能しなくなる)
2. 代謝されずに体内で過剰蓄積した代謝副産物が炎症、疾患などの障害を引き起こす

 

このメチオニン経路が問題無く回転しているかどうかを指し測るのに、
メチレーション値やホモシステイン濃度が指標として使われるケースもある

・ メチレーション低下
・ ホモシステイン上昇
⇒メチオニン経路が正常に回転していないと推測できる

 

同時に、メチレーション化学反応(酵素反応)を媒介するビタミンB12の濃度も
正常なメチレーション回路を絶え間なく進めていくには重要なファクターとして観察する必要がある

メチレーション
メチレーション回路のどの部分が停滞しているのか、
傷害が生じている部分を迂回するにはどういうった措置が図られるのか、
メチレーション回路の行き詰まりによる症状の出方や代謝異常の現れ方、
代謝状況も個人個人によって異なるため、各自に合わせたエピジェネティクス治療を組み立てる必要がある。

万人に汎用できるプロトコルというのは存在しないようだ。

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