
マシュー・グレン・ヤング
歯学博士・IAOMT前理事長
ノースカロライナ州 ヘンダーソンビル市在住
ウェブサイト www.matthewyoungdds.net
1957年 インディアナ州 フランクリン出身
1979年 ノースカロライナ州 デビッドソン大学卒 理学士号取得
1983年 インディアナ州 インディアナポリス インディアナ大学歯学部 歯学博士号取得
水銀蒸気の危険性から歯科医師を安全に守るための治療法、対策手段の確立に生涯を捧げてきた。
IAOMTの中での中心的な存在
米国でも先駆けて歯科アマルガムの危険性について認識し、安全なアマルガムの危険性を実践する歯科医への指導・教育にも熱心に取り組んでいる。
IAOMTでの各種セミナー、会議はもとより全米各地での講演会や専門誌への寄稿、論文の作成やアマルガム微粒子・蒸気の院内拡散についてのデータも蓄積しエビデンスを収集している。
■経歴
IAOMTの理事会メンバー・特別研究員
IAOMTの前理事長(2010年~2011年)
■近年の活動実績・研究内容
2012年9月
歯科医院における水銀蒸気ガイドラインの策定
歯科現場に携わる人々に対する水銀蒸気と微粒子の暴露量の計測
模型入れ歯に充填した歯科アマルガムを高速ドリルで削った際の空気をサンプルとして冷却質量分析を実施。
外部の専門産業衛生士によってデータが計測し、データとして収集。
飛び散った水銀微粒子は拭き取られ、その他に歯科助手の身体の3箇所から採取したサンプル、及び、患者の身体の4箇所から採取したサンプルも保管された。
2012年3月
米国歯科教育協会
「歯科領域における水銀蒸気の危険性及び安全確保」に関する講義
2011年8月
米国国務省・連邦厚生省
米国国務省・環境保護庁主催のセミナーにて
環境、産業、医科・歯科領域における水銀の利用に関する討議。
国際連合環境計画における米国の政策策定を目的とした有識者会議に参画。
歯科アマルガムの使用が直接的に環境にどのような影響を及ぼしてるのか、また、ヒトからの排泄や産業廃棄を通じて間接的に環境にどのような影響を及ぼしうるのかに関するプレゼンを実施。
2011年~2005年
地域の学校や自閉症児を持つ保護者、統合医療の従事者
フッ素や水銀の毒性を訴える団体を対象とした各種セミナーや講義を開催。
妻と二人の息子(30歳、28歳)がいる